赤野 勝俊 自己紹介へ

【福山店だより】神辺町道上の古墳に想う、2300年前から続く「住まい」の記憶

公開日:2026/03/14(土) 更新日:2026/03/16(月) 福山情報全て日々の出来事

皆様、こんにちは。代表の赤野です。
先日、福山店のほど近く、福山市神辺町道上にある「亀山第一号古墳」とその周辺を歩いてきました。

普段、私たちが家づくりをさせていただいているこの地が、実は2000年以上も前から「特別な場所」であったことを裏付ける貴重な史跡です。

 

弥生時代、三重のお堀に守られた「安全な村」
この道上・亀山地区一帯は、今から約2300〜2200年前(弥生時代中期)から続く非常に大規模な集落であったことが分かっています。
特筆すべきは、当時の村が三重もの深いお堀(環濠)によって囲まれていたという点です。これは外敵や水害から暮らしを守るための知恵。2300年も前から、この場所は「安心して暮らせる安全な村」として選ばれていたのですね。

【写真:広島県史跡 亀山弥生式遺跡】
ここには弥生時代の集落跡に加え、二基の古墳が遺されています。

交通の要衝を見守る「謎の支配者」
古墳の北東には池があり、その横はかつての重要な分かれ道でした。福山城へと向かう「福山街道」と、山陰へと通じる「石見銀山街道」。この二つの街道が交差する交通の要衝に、この古墳は位置しています。

【写真:亀山第一号古墳 解説版】
直径28m、高さ2.3mの円墳。埋葬施設には「割竹形木棺」が使われ、雨水が入らないよう丁寧に粘土で固められていました。

 

棺の中からは、鉄製のよろいや刀、鏡、玉類といった豪華な副葬品が数多く見つかっています。当時の神辺平野を統率していた有力な支配者が眠っていると考えられていますが、その正体は今も未解明のまま。歴史のロマンを感じずにはいられません。

2300年前から変わらぬ「住みやすさ」の価値
建築の仕事を通してこの土地を眺めると、先人たちがなぜここを拠点に選んだのかがよく分かります。交通の利便性、そしてお堀で守られた安全性。古くから人が集まり、栄えてきた土地には、現代の家づくりにも通じる「住みやすさの根拠」があるのです。
歴史のロマンに触れながら、私たちが今この地で家づくりに携わっていることに、深い縁を感じた一日でした。

 

 

福山店でも「新築・リノベーション」を承っております
赤野住宅工房 福山店では、この歴史ある神辺町道上エリアを中心に、福山市全域で皆様の住まいづくりをサポートしております。
• 新築注文住宅の設計・施工
• 大規模リノベーション(増改築・耐震補強)
地元を熟知した建築士が、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案いたします。どうぞお気軽に、福山店へお立ち寄りください。

 
 
 
 

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