赤野住宅工房の杉山です。
本日は、岡山市藤田の現場へ行ってまいりました。 いよいよ工事の第一歩となる「地縄張り(じなわばり)」です。
|
以前建っていた古家の解体作業の様子。ここから新しい物語が始まります。 |
解体工事が完了し、見違えるほど広々とした更地になりました。 |
こちらのお客様とは、土地探しの段階からご一緒させていただきました。 一番のご希望は「畑仕事ができる広い土地」。
しかし、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。 候補地が見つかっても条件が合わなかったり、「ここなら!」と思っても前面道路が狭かったり……。
何度も現地に足を運び、悩んで、また探して。 そんな紆余曲折を経て、ようやく巡り合えたのがこの藤田の土地です。
もともと建っていた古いお家の解体も終わり、こうして何もない真っさらな状態になった土地を見ると、あの大変だった土地探しの日々が思い出され、感慨もひとしおです。
地縄を張り、建物の位置が地面に記されると、「本当にここに家が建つんだな」と実感が湧いてきます。
苦労して探した分、愛着もひとしお。お客様が楽しみにされている畑のスペースもしっかり確保されています。
|
広い敷地にロープを張り、建物の配置を確認しました。 |
画像の建物の基準となるポイント。図面通りの正確な位置を出しています。 |
■ これからの工事の流れ
配置が決まりましたので、ここから本格的に基礎を造る準備に入っていきます。
今後の流れとしては、
-
地盤調査(土地の強さを調べます)
-
地盤改良(必要に応じて地盤を補強します)
-
そして、地鎮祭へ
というステップで進んでいきます。
時間をかけて選んだ大切な場所だからこそ、足元からしっかりと、強い地盤と家をつくってまいります。
次回のレポートもお楽しみに!






