目次
はじめに
住宅は「建てたら終わり」ではありません。暮らしが始まってからかかる光熱費や、メンテナンスコストも含めて初めて「本当の住宅の価値」が見えてきます。
これからの時代、注文住宅に求められるのは、「地震に強い」「長く快適に住める」ことに加えて、「省エネで家計にやさしい」という視点です。
今回は、光熱費まで考慮した高性能住宅の選び方について、自社の取り組みとともに詳しくご紹介します。
なぜ今、光熱費が注目されているのか?
電気・ガス料金は年々上昇傾向にあり、家計を圧迫する大きな要因となっています。とくに、断熱性や気密性の低い住宅では、冷暖房効率が悪くなり、光熱費がかさみがちです。
また、国の方針としても、「2050年カーボンニュートラル」が掲げられており、省エネ性能の高い住宅は今後ますます求められる存在となっていきます。
高性能住宅とは?その3つのポイント
① 高気密・高断熱(UA値とC値)
冷暖房の効率を左右する最大の要素。断熱材の性能と家の隙間を極限まで減らす施工技術(C値の向上)が重要です。
さらに、UA値(外皮平均熱貫流率)も重要な指標です。これは住宅全体の断熱性能を示す数値で、HEAT20 G2基準では北海道で0.28以下、関東地方で0.46以下など、地域ごとに基準が定められています。
② 耐震・制震構造
災害時にも家族を守れる安心の構造。長く安全に住み続けるためには、見えない部分の設計と施工が非常に重要です。
③ パッシブ設計と省エネ設備
自然の力(太陽・風)を取り入れるパッシブデザインと、LED照明、エコキュートなど高効率な設備の導入でさらなる省エネを実現します。
例えば、南向きの大開口窓で冬の日射熱を取り入れ、庇で夏の日差しを遮る設計や、風通しを考慮した窓配置などが代表例です。
当社の取り組み
- HEAT20 G2・G3水準に準拠した断熱性能の標準化(UA値基準対応)
- C値(気密性能)0.6以下を実現する高気密施工
- 制震装置+耐震等級3を全棟標準
- 太陽光・蓄電池との連携提案でゼロエネルギー住宅(ZEH)にも対応
さらに、お客様のライフスタイルに合わせた「光熱費シミュレーション」を無料で実施。「月々の冷暖房費をどれくらい抑えられるか」が具体的な数値で分かるので、ご好評いただいています。
また、ZEHや高性能省エネ住宅をご検討の方には、国や自治体の補助金制度の活用についてもご案内しております。補助金のご相談もお気軽にどうぞ。
まとめ
これからの注文住宅に必要なのは、安心・快適・経済性のバランスです。特に、光熱費まで含めて住宅の性能を考えることで、何十年先まで続く「家計の安心」につながります。
私たちは、地元に根ざした工務店として、お客様の暮らしに本当に寄り添える家づくりを目指しています。ぜひ一度、高性能住宅の見学や光熱費シミュレーションをご体験ください。補助金の活用についてもお気軽にご相談ください。
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「家づくりの第一歩は、知ることから。」